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新年の「目的」は、なぜ続かないのか?

新年になると、
「今年こそは運動を継続する」「衝動買いをしない」「イライラしない自分になる」
と目標を立てますよね。でも、数週間続けばいい方で、忙しさを理由に、年の半ばにはもうそんな目標すら忘れてしまうことも多いはず。


実は、新年に立てた目標を一年間続けられる人はごくわずかだと言われています。
それは、あなたの意志が弱いからではありません。
多くの場合、「人生のパーパス(Purpose)」がはっきりしていないまま、目標だけを立てている
ことが原因だったりします。

人生の目的(Purpose)とは何か?


人生の目的、つまりパーパスとは、次のように定義できます。

自分の価値観に沿っていて、
人や社会とつながりながら、
時間や行動の使い方を長期的に整え、大きく導いてくれる人生目標


少し抽象的に聞こえるかもしれませんが、
パーパスは「特定期間に達成する目標」ではなく、
人生全体の方向性を決めるブレない“軸”や、迷ったときに戻って来る”北極星”のようなものです。

よくある誤解


パーパスは、次のものとはちょっと違います。

情熱(Passion)ではない
「今ハマっていること」は変わります。
パーパスは、もっと長く人生を支えるもの。


価値観そのものではない
価値観は「大切にしたいこと」。
パーパスは「それをどう人生で使うか」。


仕事=パーパスではない
仕事で表現されることも多いけれど、
家族、学び、趣味、社会との関わりの中にもあります。

なぜ人生のパーパスが必要なのか

パーパスは、気合や精神論ではありません。
人生の目標を持つと、科学的・生理的にも多くのメリットがあることが分かっています。


1. 健康と長寿に良い影響
目的意識が高い人は、睡眠や生活習慣が安定して、体の炎症が低い といった傾向があり、長生きしやすいことが示されています。


2. レジリエンス(回復力)が高まる
困難に直面したとき、「なぜこんな目に…」と悲観するのでではなく「これは意味のある過程だ」と捉え直す力が育ち、折れにくくなります。


3. 脳のエネルギー効率が上がる
目的があると、迷いが減り、集中力が上がり、
優先順位が明確になります。結果として、脳の処理能力が高まります。

意味を感じる とは

人が「これは大事だ」と感じるとき、だいたい次の3つがそろっています。


① 向いている感じがある
なぜか自然にできる、やっていると自分らしいと思える。特性や才能を活かせている。


② 簡単じゃない
時間や労力がかかるし、正直しんどい部分もある。それでもやりたいと思える。


③ 自分だけで終わらない
誰かの役に立つ、自分より少し大きなものにつながっている。自分がいなくなっても残せる何か。


「楽しい」だけでも、「苦しい」だけでもなく、
その両方があるとき、人は意味を感じやすいのです。

パーパスにも落とし穴がある

人生の目的を持つことは良いことですが、行きすぎると危険です。


燃え尽きる
例えば仕事だけが目的になると、体や人間関係が後回しになりがち。


人を使ってしまう
「目的のためなら仕方ない」と、他人を手段として扱ってしまうことも。最悪の例は独裁や過激主義に走ること。


大事なのは、
目的を持ちつつ、他者を尊重し、人生全体のバランスを取ることです。

今日からできる、ゆるい始め方

いきなり「人生の目的を決めよう」としなくて大丈夫です。


好奇心を大切にして、ちょっと気になるを無視しない


うまくいかなくても、失敗ではなくて「実験」と考える


過去のしんどかった経験を、誰かの役に立てないか考えてみる


目の前のことを、少し丁寧にやってみる。例え小さなことでも磨きあげることに意識が芽生える


パーパスは、「見つけたら終わり」ではなく、
生きながら育っていくものです。

人生のパーパスは、人生に帆を張る

人生を船にたとえるなら、パーパスは「帆」。
帆がなければ、風に流されるだけ。でも帆があれば、向かう方向を決めて進めます。
ただし、船体(健康や安心)が弱いと、強い風で壊れてしまう。

だから無理はしないことも大切です。

一人で考えこまないで

ヘルス&ウェルネスコーチングでは、パーパスやビジョンをテーマにしたワークショップやリトリート、個人・グループセッションを提供しています。


「目標が続かない」
「そもそも何を目指したいのか分からない」


そんな方こそ、パーパスから一緒に考えてみませんか。気持ちを楽に、人生の帆を張って航海に出ましょう。


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